2019年8月20日火曜日

テントの話

ソロキャンパー、春夏秋のスリーシーズン想定の目線です。

テントの選定方法

 収容人数 
 人間+荷物で1人での利用ならば2人用、2人なら3人用を選ぶのが基本。
 
 前室の有無
 前室(玄関のようなもの、入り口に屋根がつく)があると靴を置く場所に困らない(テントの外だと露で濡れる)、簡単な煮炊きもできる。

 重さ
 重量は自分の運搬スタイルで、背負って運ぶつもりなら登山用のものが品質を維持しつつ軽量化されているのでいい、バイクや自動車で運ぶならわりと重めでも問題ない。2人用1kg台だと軽量、2kg中盤からはやや重めのイメージ。

 自立するかどうか
テント本体を組み立てた際にペグ(杭)を使用しなくても形状を維持できるかどうか、キャンプ場が板の上にテントを立てるタイプだったりアスファルトなどペグの効かない場所だと自立しないタイプは設営に一手間かかる、その代わり軽量化されていたり、風に強い。

 価格帯について
2019年現在、amazonなどには中国製の格安テントがあふれている。
よほどのヘビーユーザーじゃない限り1万円を切るタイプのものでも十分に遊べる、悩むようだったら5,000円から10,000円くらいのものを試しに買ってみて、自分に必要な機能を実際に使ってみて洗い出していくのがいいと考える。

 シングルウォールかダブルウォールか
テントの上にフライシート(雨除け)を被せるタイプがダブルウォール、テント本体に防水機能がついてるのがシングルウォール、当然シングルのほうが軽くなるが、低価格帯では防水機能が怪しくなるか、通気性が怪しくなるかの二択なのでシングルウォールを選ぶのなら信用できるメーカーのものを選ぶべき、必然的に価格も上がる。

 設営場所
 緊急時を除き、キャンプ場以外の設営はトラブルの元なので避けるべきと考える。
 雨が降ったらどうなるかを考えて設営したい、キャンプ場でよくあることだが、平らなよい場所だとおもったらくぼ地の底部分であり、雨が降ってテントがひたひたになったりする。同様の理由で川の中州は避けるべきだし、浜辺では潮の満ち引きを考慮にいれたい。
 木陰だと雨風が強まった際にも安心だが雷には注意したいところ。
 また設営場所の傾斜も考慮して設営する、いざ睡眠の段階で寝っ転がってどうにも体のすわりが悪いということもよくある。
 水場やトイレの位置も設営する際に確認しておきたい、あまりに遠すぎると不便だし、近すぎても他のキャンパーの音が気になることもある、また大人数で来てるキャンパーは夜中盛り上がっていることがおおいので音が気になる人は距離を開けたい。

 フライシートについて
急な雨でテント内がびたびたになることを避けるためにも、睡眠時やテントを離れる際は必ず設置したい。

 ペグについて
自立式は風を受けやすく、飛んで行ってしまいがちなので可能ならば必ずペグを打ちたい、打てない場合は砂浜では砂をいれた袋をおもりにする、岩場では岩を利用するなど工夫したい。

 台風や雷雨
身の危険を感じた場合はすぐに避難すること、管理棟があればまず安心だし、東屋程度でもテントよりはましである、なお大雨ならばフライの上にさらにブルーシートなどをかぶせる、風の場合はフライの上にロープを張って抑えるなどの対策がある。また、テント上部からではなく横方向からの雨漏りがあることも留意したい、テントを張っている場所が水たまりになってしまうと、床部分から浸水することになる、下が土ならばフライから水が落ちる位置に軽い水道を掘ってやると避けられる。

 生ごみ、食料の取り扱い
野生動物(カラス、サル、ねずみ、きつねなど)の来訪を招くので適切に処置しておく必要がある、ビニール袋程度だと破られてしまうので丈夫なものにいれること、またテント内に長時間放置するのも避けたい。
 
 

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