2019年8月22日木曜日

クッカーの話

クッカーの話
 
 食器兼調理器具
 ソロ前提、基本的に朝晩はキャンプ地で調理するスタイル。

 ソロクッカーと銘打たれたものは基本的にスタック(大きい器の中に小さい器が収納される)ようになっている、持ち運ぶのに非常に便利なのでコンパクトになるかどうかは評価のポイント。

 器の種類
 ・フライパン
  鍋大の蓋を兼ねることが多い、ちょっとした炒め物や焼き肉に便利。
 ・鍋大
  容量大き目の鍋、レトルトやパスタを茹でるのに重宝する。
 ・鍋小
  お茶碗サイズ、これで米が炊けると一気にクッカーの価値があがる。
 ・皿
  鍋小や鍋大の蓋を兼ねることも、あれば便利だがフライパンや鍋で代用できる。

 素材
 アルミ、ステンレス、チタンが主流
 アルミ
 アルミは価格が安く軽量、熱も伝わりやすく調理がしやすい。若干強度が低くへこみができやすいのがデメリット、一時期アルミとアルツハイマーの関係が取りざたされたが最近は聞かなくなった。

 ステンレス
 アルミと比べて若干価格が高く、重さもある、その代わり耐久性にすぐれる。調理のしやすさも問題ないレベル。

 チタン
 高額、軽量なため登山などで利用される、熱が伝わりにくく調理し辛いとのこと。

 形
 丸形と四角型、好みでいいとおもうが丸形の場合たまに四角の袋めんがそのまま入らない、まぁ割れば入るので問題はない、人によっては形によってザックに詰めやすい詰めにくいがある模様。

 カトラリー
 ナイフ、フォーク、スプーンがセットになったものが多い、私は金属製の継ぎ箸を追加している、チタン、ステン、プラスチック、木製などいろいろ種類があるが調理にも使用することを考えると熱に強いものを選びたい、あとはお好みで。

 メンテナンス
 アウトドア缶、乃至カセットボンベを使用したストーブならば熱による変色程度で気になるほど汚れることはない、が、ガソリンストーブや焚火などを利用すると煤で真っ黒になってしまう、あらかじめ泥や水をまぜたクレンザーなどでコーティングすることで、その後落ちやすくなる。ついた煤が落ちない場合はメラミンスポンジが効果的。

 調理
 ソロクッカーでマスターしておきたいのが米炊きである。
 ポイントとしては炊きたい鍋がきっちり蓋できるかどうか、蓋をして重りを上に乗せれば大抵のクッカーでお米は炊ける。炊き立てのお米と焼き立てのおかずがあればキャンプは楽しいものである。
 また、イタリア人に聞かれると怒られるらしいが、パスタは半分に折ってしまえばソロクッカーでも茹でられる、その際水を沸騰させたらパスタを投入し、火を止めて指定時間より少し長めに放置することで予熱で調理でき、燃料の消費を抑えられる。
 キャンプにおいて食事は大きな楽しみを占めるので工夫のしどころである。
 
 私はクッカーセットにプラスしてコーヒードリッパーとステン製のマグカップを常に持ちだすようにしている、ドリッパーは100円均一のものを加工してクッカーの中に納まるようにした、キャンプとコーヒーの相性は非常にいいと考える。
 
 

2019年8月21日水曜日

ストーブの話

ソロキャンパー、ソロツーリング視点です。

 ストーブ
 コンロ、調理とコーヒーを沸かすのにはかかせないストーブ、ツーリング先のスーパーで購入した食材で一杯やるのが楽しみなので持ち物からはずせない、自分にあった燃料から選択したい。

 ・アウトドア缶(OD缶)
 コンパクトに収納でき、クッカーの中に納まるサイズの缶もある、寒冷地に対応したものも豊富、若干燃料代が割高。

 ・カセットボンベ缶(CB缶)
 OD缶に比べてかさばるがランニングコストが魅力、調達もしやすい。ノーマルのものは寒冷地だと出力が大幅に弱まるので注意。

 ・ガソリン
 ホワイトガソリン使用のものはランニングコストが高い、レギュラーガソリン使用の場合、ツーリングではバイクと燃料を共用できるので使い勝手が非常によくなる、近年携行缶に対する風当たりが強くなりつつあるのがネック。

 ・固形燃料
 携帯性はいいが使い切りなのがネック、使用できる範囲は限られる。

 ・その他、灯油、アルコール
 未使用

 ひと月を超える長期ツーリングの際はコールマンのレギュラーガソリン使用可能なモデルを使用した、長期の使用にもかかわらずノートラブルで大変頼りになった。

 一週間ほど荷物を背負ってうろつくキャンプではCB缶をチョイス、一人分の煮炊きなら一缶で5日ほど可能であった。

 風よけに100均やホームセンターで売っているガステーブル用のアルミ板を加工したところなかなか具合がよかったのでおすすめである。

2019年8月20日火曜日

テントの話

ソロキャンパー、春夏秋のスリーシーズン想定の目線です。

テントの選定方法

 収容人数 
 人間+荷物で1人での利用ならば2人用、2人なら3人用を選ぶのが基本。
 
 前室の有無
 前室(玄関のようなもの、入り口に屋根がつく)があると靴を置く場所に困らない(テントの外だと露で濡れる)、簡単な煮炊きもできる。

 重さ
 重量は自分の運搬スタイルで、背負って運ぶつもりなら登山用のものが品質を維持しつつ軽量化されているのでいい、バイクや自動車で運ぶならわりと重めでも問題ない。2人用1kg台だと軽量、2kg中盤からはやや重めのイメージ。

 自立するかどうか
テント本体を組み立てた際にペグ(杭)を使用しなくても形状を維持できるかどうか、キャンプ場が板の上にテントを立てるタイプだったりアスファルトなどペグの効かない場所だと自立しないタイプは設営に一手間かかる、その代わり軽量化されていたり、風に強い。

 価格帯について
2019年現在、amazonなどには中国製の格安テントがあふれている。
よほどのヘビーユーザーじゃない限り1万円を切るタイプのものでも十分に遊べる、悩むようだったら5,000円から10,000円くらいのものを試しに買ってみて、自分に必要な機能を実際に使ってみて洗い出していくのがいいと考える。

 シングルウォールかダブルウォールか
テントの上にフライシート(雨除け)を被せるタイプがダブルウォール、テント本体に防水機能がついてるのがシングルウォール、当然シングルのほうが軽くなるが、低価格帯では防水機能が怪しくなるか、通気性が怪しくなるかの二択なのでシングルウォールを選ぶのなら信用できるメーカーのものを選ぶべき、必然的に価格も上がる。

 設営場所
 緊急時を除き、キャンプ場以外の設営はトラブルの元なので避けるべきと考える。
 雨が降ったらどうなるかを考えて設営したい、キャンプ場でよくあることだが、平らなよい場所だとおもったらくぼ地の底部分であり、雨が降ってテントがひたひたになったりする。同様の理由で川の中州は避けるべきだし、浜辺では潮の満ち引きを考慮にいれたい。
 木陰だと雨風が強まった際にも安心だが雷には注意したいところ。
 また設営場所の傾斜も考慮して設営する、いざ睡眠の段階で寝っ転がってどうにも体のすわりが悪いということもよくある。
 水場やトイレの位置も設営する際に確認しておきたい、あまりに遠すぎると不便だし、近すぎても他のキャンパーの音が気になることもある、また大人数で来てるキャンパーは夜中盛り上がっていることがおおいので音が気になる人は距離を開けたい。

 フライシートについて
急な雨でテント内がびたびたになることを避けるためにも、睡眠時やテントを離れる際は必ず設置したい。

 ペグについて
自立式は風を受けやすく、飛んで行ってしまいがちなので可能ならば必ずペグを打ちたい、打てない場合は砂浜では砂をいれた袋をおもりにする、岩場では岩を利用するなど工夫したい。

 台風や雷雨
身の危険を感じた場合はすぐに避難すること、管理棟があればまず安心だし、東屋程度でもテントよりはましである、なお大雨ならばフライの上にさらにブルーシートなどをかぶせる、風の場合はフライの上にロープを張って抑えるなどの対策がある。また、テント上部からではなく横方向からの雨漏りがあることも留意したい、テントを張っている場所が水たまりになってしまうと、床部分から浸水することになる、下が土ならばフライから水が落ちる位置に軽い水道を掘ってやると避けられる。

 生ごみ、食料の取り扱い
野生動物(カラス、サル、ねずみ、きつねなど)の来訪を招くので適切に処置しておく必要がある、ビニール袋程度だと破られてしまうので丈夫なものにいれること、またテント内に長時間放置するのも避けたい。
 
 

2019年8月16日金曜日

狩猟免許を取得した話(2019年千葉県)

2019年に千葉県で狩猟免許(ワナ・網)を取得した話

伝手が何もない状態で狩猟免許を取得したので覚書、狩猟に関しては完全に素人。

おおまかな流れとしては、
 狩猟免許試験受験申請→県猟友会主催「初心者狩猟講習会」受講申請→県猟友会主催「初心者狩猟講習会」受講→狩猟免許試験→合格発表
となる。


 まず県の狩猟試験関連ページを参照しながら受験申請を行った。

狩猟免許試験受験申請に必要なもの
 ・申請書(県該当ページからダウンロードしてプリントアウト(両面印刷)した)
 
 ・写真(無背景のものをデジカメで撮影しプリントアウト、縦3cm、横2.4cm)
 
 ・医師の診断書(申請日から一年以内のもの) 3,800円
 個人的にもっとも心理的ハードルが高かった、診断書のひな型は県のページからダウンロード可能、かかりつけ医があるならばそちらで書いてもらう、私の場合かかりつけ医がなかったため近所のメンタルクリニック(精神科)へ片端から電話して狩猟免許用の診断書がかけるかどうかを聞いて、可能なところで受診した。
 予約が必要で一か月待ちのところや、狩猟免許用診断書の存在を知らない医院、かと思えば、当日飛び入りで問題ないなど医院によって様々だった。
 診断自体は診断書のひな型を渡し、意識の混濁が無いかどうかや、日常の酒量を聞かれたりする簡単な質問に答えるもので15分程度で終了した。
 料金は3,800円であった、医院によって多少値段が違う模様。
 
 ・受験票送付用切手82円
 
 ・印鑑(受験申請書の訂正用か、持って行ったが使用しなかった)
 
 ・千葉県収入証紙 5,200円
 受験手数料、すでになんらかの区分の狩猟免許を所持している場合一部免除のため3,900円となる。役所などで購入可能。

 以上をそろえた上で管轄区域ごとに指定された県機関に提出することとなる。
 代理人による提出が可能、申し込み順で規定人数に達ししだいその回の申し込みは打ち切られる、その後は次の回に振り分けられる模様、年度一回目のワナ試験に申し込んだが、初日で半数以上の枠が埋まったそうだ。
 医師の診断書は原本を提出、確認ののち返却された、一年以内であれば違う区分の狩猟免許の受験申請にも使用可能、私はワナ免許を取得後、網免許の申し込みにも使用した。
  
 ・県猟友会主催「初心者狩猟講習会」30,000円(弁当つき)
  
 申請の際、県猟友会が開催している「初心者狩猟講習会」の案内がある。
 内容は、完全に狩猟免許試験対策であり、実際の試験会場で、一日かけて、学科、実技の練習をするものである、また学科用テキストになる「狩猟読本」「狩猟免許試験例題集」が講習前に送付されてくる。
 学科に関してはふわっとした講義だったが、実技は実際に試験に使用される猟具や判別用絵図を使用して、試験官でもある猟友会員の指導を受けられるので、試験内容を熟知していない限り、この講習を受けるのは免許試験を受験するにあたって必須といえる。
 なお、この講習会、猟友会員が受ける場合は8,000円、猟友会所属みこみの者10,000円、それ以外は30,000円という値段設定である、30,000円払った場合でも後程猟友会に所属すれば18,000円もどってくるそうだ、私は30,000円払ったが、事前に県猟友会に問い合わせると、居住地の支部猟友会の窓口を教えてもらえる(猟友会に属するには大日本猟友会、県猟友会、支部猟友会のすべてに所属する必要があるそう)支部猟友会の窓口へ行けば、猟友会所属みこみであることの証明になるハンコをもらえて10,000円で申し込むことが出来るようだ。
ちなみに、年度内に同じ講習を受ける場合は1,000円、別の講習を受ける場合は5,000円(猟友会員2,000円)となっている。
 
 ・知識試験対策

 初心者狩猟講習会に申し込むと、しばらくして「狩猟読本」「狩猟免許試験例題集」が送付されてくる、知識試験に関してはほぼ、この中の内容がでるので、両方の内容を把握しておく必要がある、猟具に関する知識の部分は自分の受ける区分のものが出題されるので、それ以外に関しては目を通さなかった、また、ワナ免許に関して言えば、鳥をワナで取ることは禁止されているので、鳥関連の知識問題も出題されなかった、ただしあくまで私の受けた試験ではという但し付きになるが。
 どうやらこの知識試験、実施回で難易度にばらつきがあるようで、私が受けた回は2割ちかい人が落ちてしまった、千葉県限定の内容(ワナのサイズやキョン関連)をはさんだり例題集から少しひねった問題がだされたり受けていて意外と難しいと感じた、かと思えばその次の回では2人しか落ちていなかったりした。
 とはいえ、基本的には狩猟免許試験例題集をミスなくこなせるところまでもっていけば問題ないようだ。
 すでになんらかの狩猟免許を持っている場合、知識試験は一部免除となり、猟具に関する知識を問われる試験をうけることになる。
 私の場合はワナをとったのち、網を一部免除で取ったのだが、初回と比べて非常に拍子抜けする内容であった、網関連の問題のみで一問だけ問題集の範囲外のものがでただけであとは問題集のせまい範囲の内容そのままであった。

 ・「初心者狩猟講習会」受講(ワナと網)

 千葉県射撃場にて実施された、公共交通機関のアクセスが悪く、案内状によると最寄り駅から徒歩4km、タクシー利用の際は違う駅が指定されている、車など自前の足があると便利である。
 射撃場周辺(徒歩圏)にはコンビニや商店がない、自販機は射撃場内にある。
なお、講習会では弁当と飲み物がでるが、試験では出ないため食事は持参する必要がある。
 実施時間は午前8時半受付開始、名目上は午後5時終了である。
実際は、午前中に「狩猟読本」の読み合わせを行い、午後に実技の練習であった。
特に
・狩猟鳥獣の判別に関する絵図の出題範囲
・猟具の判別に出題される道具
は、そのものが実技練習の場においてあるのでよくチェックしたい。
また、判別では非狩猟鳥獣に関しては名前をいう必要がないため(ダメと発声する)名前を覚える必要はない、むしろ名前を言うと減点されてしまうので注意が必要。
 午後の実技練習では実際に試験で使う猟具を架設練習することになる、ワナでは箱ワナのミニチュア、くくり罠のうちどちらか一つを、網では双ムソウのミニチュアを架設することになる。
 私の受講した回では午前中のうちにくくり罠とはこ罠の架設デモンストレーションを見て、どちらを練習したいか選ばされた、120人ほど人数がいたが若干箱ワナのほうが希望者がおおく、練習機会が増えるだろうとくくり罠を選択した。
 箱ワナに関してはミニチュアの鉄製箱ワナを組み立て、架設するもの、ミニチュアとはいえ60cmくらいの大きさがあり、また大型の箱ワナを模しているため、ホームセンターなどで売っている小型の箱ワナとは勝手がまるで違うようだった。
 くくり罠は押しばねにワイヤーを通したものだが、架設の際バネを縮めるのに若干の腕力を必要とする、そのため女性は避ける傾向があった。
 双ムソウのミニチュアだが網の取り回しや設置個所(ダミーがある)ロープの結び方などに規定があり割と苦戦した、また最後に稼働テストがある。
 ワナの架設に関しては120名が6組ほどに分かれて各自順番に架設を練習、網は受講者15人ほどだったので1組の練習だった。
 猟具の数がそれほど用意されていないため順番に練習をしていって実際に触れるのは3回から4回ほどである、納得のいった人から順番に帰宅していいので、残っていれば練習機会は増える、大体4時過ぎあたりからそろそろ終わらせようという風になるので留意したい。
 私の受けた回の試験では実技で24人落ち、そのうち半数が狩猟免許をすでに所持していた一部免除者だったことを考えると、納得いくまでここでは練習すべきである。

 ・狩猟免許試験
 講習と同じく千葉県射撃場での試験。交通アクセス・・・。
受験票と筆記具はわすれずに、また昼をまたぐので弁当を持参したい、なお筆記具に関しては貸与があるので忘れたとしてもそこまで動揺することはない。
 午前8時30分から受付が開始し、9時頃説明が始まる、9時20分から試験開始した。
初試験の場合は持ち時間90分、30問の出題のうち7割、21問正答なら合格となる、試験開始20分後から退室が可能、ワナを受験したが意外と捻った問題が多く、5問ほど自信を持てない問題がでた、複数回見直し、正答率を上げたあと退室、後程確認したところ2問ミスが見られた。
 すでにほかの狩猟免許を持つ一部免除の場合は持ち時間30分、10問の出題のうち7割正解で合格、こちらは網でうけたが非常に簡単だった。
 知識試験終了後、退室した順番で適正試験を受ける、その後知識試験の採点が終了するまで試験会場周辺で待機することになる。
 適正試験は簡単な体操、聴力検査、視力検査をうけるのみである。
11時過ぎ頃に発表されたとの通知があり、試験会場前の掲示板に張り出された番号で合否を確認する、一回目のワナ試験の時は18人、二回目の網・わな試験の際は2人この段階で不合格となっていた、いずれも母数が120人だったと考えれば難易度には結構ばらつきがあるようだ、ここで不合格となった場合、午後の試験には参加せず、帰宅することとなる。
 ここからは実技試験であり減点制となる、-31点されてしまうと不合格となってしまう。
 合格者は再び試験会場に入り、狩猟鳥獣の判別の試験をうけることになる。
順に別室へと入り、試験官、採点者、机を挟んで受験者の3名で座り、紙芝居サイズの狩猟鳥獣及び非狩猟鳥獣の絵を順に見せられ、狩猟鳥獣であればその名前を、非狩猟鳥獣であれば「だめ」と発声する、一枚当たり5秒以内、言い間違えや非狩猟鳥獣の名前を答えてしまった場合などは減点となる、ワナの場合注意すべきは狩猟鳥獣であっても鳥はワナで捕獲できないため「ダメ」となることである。1問あたりの得点は2点、全16問となっている。講習で実際に使われる絵図を閲覧できればメモしておくといい、写真にとるのはNGである。
 その後お昼休憩を挟み、午後の試験となる、
 知識試験を受けた会場で待機し、順番に呼ばれるので別棟の選手控室に移動し、猟具の判別と架設を行う。
 ちなみに一人当たり5分超かかるので、順番によっては数時間待つことになる、覚悟しておきたい。
 猟具の判別は講習で説明をうけたものと同じものを机上に並べて、〇×の書かれた札を使えるものの横に〇、だめなものの横に×を置く形式。一問5点。
 判別を終えた後、その場で架設に移る、
ワナの場合はくくり罠を架設するか箱罠を架設するか宣言したのち該当の架設にうつる、網の場合は双ムソウのミニチュアを架設する。
 制限時間5分で4分を過ぎると4分経過という合図がはいる、焦らずに架設したい。
ここで猟具の架設ができないと-31点で一発不合格である、架設不十分という減点枠もあるのでうまくいかずとも最後まであきらめずに作業したい。
 架設まで終了したら試験終了である、そのまま試験会場を後にする。

 ・合格発表
 受験後、2週間から3週間後、県ホームページ及び各機関掲示板に結果が掲示される、合格していた場合発表と同時に免状が発送され、自宅に届くことになる。
 なお、他の狩猟試験の一部免除を受ける場合はこの免状の番号が必要となる。